ここには、今年度の銀行口座の動きを全て入力しましょう。事業用、プライベート用かかわらず、すべて入力します。もちろん利息もふくめて。銀行のウェブバンクでは自分の口座状況がわかりますが、それをすべてきちんと写すようなものです。
預金出納帳の記入例
上記の例では相手勘定科目に「事業主借」とあるので、個人用のお金を事業用に入金した場合になります。
取引先から振り込まれたら
相手勘定科目は「売掛金」にし、相手補助科目に「取引先名」を選びます。もし取引先名が出てこない場合は、【記帳編】(2) 預金出納帳〜よく取引する取引先を登録しよう〜を参考にして、登録してください。
摘要には、何の仕事だったかを明確に、後でわかるように記入します。
売掛金とは
売掛金とは、「掛取引によって商品を販売した場合に代金を受領する権利(債権)」(wikipedia)です。大体、仕事を請け負って納品した後、あるいはアフィリエイトなら報酬が確定した後に、お金が振り込まれます。ようするに「ツケ」のようなものです。
代金は後で支払われます。
なので、この「ツケ」を回収しましたよ、という相手勘定科目に「売掛金」を入れます。これらは後で「売掛金帳」で見ることができますが、これについては、別カテゴリーで述べています。
ウェブバンクの記録は保存しよう
ウェブバンクの入出金の記録や、振込の記録は必ずダウンロードして残しておいてください。1年以上たつと記録がなくなる銀行もあるので。一番よいのは印刷しておくことですが、かさばるようでしたらダウンロードしたエクセルなりCSVなり、PDFなりをデータとして保存し、いつでも提出を求められたら出せるように保存しておきましょう。
事業を始めた時に、すでに口座にお金がある場合
青色申告を始めた年、預金口座にすでにお金が入っている場合は、こういう風に「事業主借」にして、入金した形にしておくといいようです。
二行目は、Aという取引会社から入金された場合です。相手勘定科目は「売上高」、摘要には相手の会社名を記入します。
銀行の利息の記入方法
利息は相手勘定科目は「事業主借」にし、摘要に「預金利息」と記入します。
これらをそれぞれ、各口座ごとに管理します。
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